「人前で絶対歌うたいたくない病」は克服できるのか? ~三十代後半からの音痴克服挑戦記録~

このブログは、音痴歴30年以上の筆者が音痴克服に挑戦する過程をつづったブログです。

歌になるとリズムすら取れなくなる問題 ~ドラマー ・マイナス・リズム=不毛の大地~

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歌の自主練習をやってみて顕在化した問題、第2弾です。

 

英語の歌を歌ってみてわかったのですが、日本語と譜割がだいぶ違うので、歌詞もさることながら、メロディのリズムがとりづらいし、覚えづらいなと感じました。

 

正確なリズムをとるための練習は、ドラムをたたく私にとっては、おなじみの練習メニューです。

 

「ドラムでもギターでも一番慣れ親しんだ方法である、『BPMを下げて、クリックを裏拍で鳴らしながら演奏する練習」をやれば良いに違いない」

 

 

数々のアーティストを育て上げ、世界一のティーチング実績を誇る、メトロノームコーチに登場願い、意気揚々と練習をはじめた私。

 

BPMを60前後にセットし、4分音符を8分裏で感じます。

 

ギターのバッキングで、前奏部分を演奏します。

 

満を持してAメロを歌いだした瞬間・・・・・裏拍でとっていたはずのクリックが行方不明になりました。


その時の私の気持ちを、どうか想像してみてください。

 

「音量も音程も高音もガタガタだけど、リズムなら何とかなるだろう」

 

「だってドラムやっているし」

 

「この練習だけは、数えきれないくらいやったし」

 

そんな唯一のよりどころが、木っ端みじんになりました。私のような音楽力の低いドラマーから、リズムをとったら、後には何も残りません。


国境の長いトンネルを抜けると不毛の大地であった。
目の前が真っ暗になった。

 

体感気温は極寒、まさに雪国です。

 

何度か練習を繰り返してみてわかったのですが、どうやら「楽器で音を鳴らす」のと「自分で声を出す」のは、使う神経回路が違うようです。

 

「手をこのタイミングで動かしなさい」

「このタイミングでキックペダルを踏みなさい」

「ピックを持つ力はこれくらいだよ」

 

●楽器という外部の対象に対して、何らかのアクションを明確に起こす≒演奏する

 

●自分の身体だけを使って音を出す≒歌う 

 

そう考えると違ってあたりまえなのかもしれません。

 

あたりまえなのかもしれませんが、リズムだけは、リズムだけは何とかしたいので、この練習メニューだけは、欠かさないようにしたいと思います。